私がビーズ刺繍を始めた時、はじめに苦戦したのが道具集めでした。
全くの初心者だったので、何が必要かもよく分からず、使いにくい刺繍糸を購入してしまったり、刺繍枠を自作したりと散々なものでした。笑
今回の記事ではそんな私の経験を踏まえて、はじめてビーズ刺繍を始める方に向けて、最初に用意しておくとスムーズだよ!という道具をご紹介します。
ビーズ刺繍は魅力と可能性がいっぱい!
「刺繍」と聞いて多くの方が想像するのは、針と糸で作るほっこりかわいい刺繍というイメージかと思います。
実はそこにビーズを加えることで、作品の魅力は倍増するんです♪
でもビーズって細かいし、うまくできる気がしないよ…。
確かに、ビーズ刺繍と聞くとたくさんのビーズを1粒ずつたくさん縫い付けるもの、と考えている方もいるかもしれません。
ですが、ビーズはちょっと使うだけでも作品の印象をガラッと変えてくれます。
下の写真は以前作ったクリームソーダの刺繍ですが、これも泡の部分にビーズを数粒+さくらんぼにスパンコールを1枚使った表現になります。
この部分を糸で表現してもいいのですが、ビーズやスパンコールを入れることで作品にちょっとした煌めきとメリハリを加えることができるんです。
細かいビーズを使うと思うとハードルが高く感じるかもしれませんが、数粒なら頑張れそうではありませんか?
こちらのサイトでは今後、ビーズ刺繍初心者さんが気軽にビーズ刺繍にチャレンジできるようなコンテンツを準備中です。
準備が整うまでは、ひたすらビーズ刺繍をしている様子を眺めるYouTubeがあるので、よろしければホッと一息のお時間にでもどうぞ^^
ビーズ刺繍に慣れてくると立体的に表現の幅が広がり、感性も刺激され、とても楽しい制作時間を過ごすことができます!
ビーズ刺繍初心者さんにおすすめ”さいしょのお道具”
ビーズ刺繍をはじめるには、道具の準備が必要です。
とはいえ、ネットにもお店にもさまざまな道具があって、初心者さんにとっては選ぶのが大変ですよね。
そこで、今回は初心者さんが最初に持っておくと便利なビーズ刺繍”さいしょのお道具”を一挙にご紹介したいと思います!
ひとまずこれがあれば始められる!
- 生地
- 針(刺繍用、ビーズ用)
- 糸(刺繍用、ビーズ用)
- 刺繍枠
- 手芸用ハサミ
- ビーズ類
続けていくうちに他にもあった方がいい(作業しやすい)道具はありますが、最低限この6つの道具があればビーズ刺繍をはじめることができます。
道具の選び方を1つずつ書いていきますが「もう探すのも大変!」という方は各項目のリンクからオンライン購入できるようにしておいたので、よかったらご活用ください^^
生地について
初心者さんにおすすめの生地は3種類あります。これらのキーワードで検索してみるのがおすすめです。
- シーチング
- コットン
- オックス
特徴としては伸縮性があまりなく、生地の厚みも比較的刺しやすい生地となっています(オックスはやや厚手)。
生地の色はお好みでいいと思いますが、おすすめは薄い色のもの。
図案などを書き写す際に、白の薄手の生地であれば簡単に書き写すことができます。
針について
ビーズ刺繍の場合は2種類の針が必要になります。
- 刺繍針
- ビーズ刺繍針
刺繍は通常3本どり前後の糸を針に通しておこないます。
刺繍針は普通の縫い針よりも、穴がたて長。そうすることで複数の糸が通りやすいようになっています。
ビーズ刺繍針は、小さなビーズの穴が普通の針では通らないので、とても細い専用の針を使います。
(丸小サイズのビーズであれば、普通の針でも通る場合があります)
私のおすすめ刺繍針は、初心者さんにも使いやすいCloverさんのフランス刺しゅう針、
そしてビーズ刺繍針はチューリップさんの針がおすすめです。
小さい試験管に入っているのがお気に入り♪
糸について
針と同じく、糸も刺繍用とビーズ用があります。
■刺繍糸の選び方
刺繍用は皆さんがよくイメージされる刺繍糸のことですが、探してみると種類が細かく分かれているので、迷ってしまうかもしれません。
私も初めての時、初心者向きじゃない糸を買ってしまいました笑
はじめての刺繍であれば、どのメーカーでも迷わず25番糸を選ぶのがおすすめです。5番糸などいろいろあるのですが、25番糸を選べばまず間違いはありません。
メーカーの比較はまた後日書きますが、今回は簡単に以下にまとめます。お好みの色味を出すメーカーを選んでOKです。
- DMC:濃い発色、しっかり太め
- オリムパス:POPな発色、ハリがあり滑りよし
- コスモ:可愛い発色、柔らかい感触
私は鮮やかな発色が好きで、DMCを愛用しています。
■ビーズ用糸の選び方
ビーズを縫い付けるときは普通の手芸糸でもいいのですが、ひとつおすすめの糸をご紹介します。
ナイロン製なのでしっかりとビーズを縫い止めてくれます。毛羽立ちも起きにくく、綺麗に仕上げやすいのでおすすめです。
普通の手芸用の糸でも縫い付けることは可能なので、これはあってもなくても大丈夫です!
刺繍枠について
刺繍枠はいらないと言われることもありますが、刺繍をする時は布がぴんっと張られている方が断然刺しやすくなります。
初心者さんにおすすめの刺繍枠のサイズは8cmか10cmの刺繍枠です。
ハンカチにワンポイント入れるような小さな刺繍なら8cmで充分ですが、もう少し大きなモチーフをするには10cmある方が使いやすいです。
また、手が大きい方には8cmの枠は少し持ちにくいかもしれません。
私ははじめて刺繍をする時に枠がなくて、紙コップで自作しました…(せっかち)
その後、刺繍枠を購入してとっても感動したのを覚えています。笑
手芸用はさみについて
刺繍糸を必要な分切るためだけでなく、失敗した時にやり直したりする際にもはさみは必需品。
そんな細かい作業をするため、手芸用のはさみは刃先が尖っている作りになっています。
使いやすくおすすめのはさみは、Cloverの手芸はさみです。定番!
その他にも可愛いデザインで手芸にも使えるものがたくさんあります。
「デザインシザー」というキーワードで検索するとお気に入りのデザインが見つかるかもしれません♪
ビーズ類について
ビーズの種類は本当にたくさんあるので、初めて購入する方は迷ってしまいますよね。
今回はビーズ刺繍初心者さんにおすすめのビーズのサイズをご紹介したいと思います。
■ビーズ刺繍初心者さんは”丸小”サイズがおすすめ!
ビーズについて調べていくと、さまざまな形・サイズのビーズがあることに気づかれるかと思います。
どのサイズを買えばいいの?と、私も初めての時は迷いました。
そんな初心者さんには「丸小」サイズのビーズが、大きすぎず小さすぎず扱いやすいかと思います!
ショップによっては「11/0」という表記で書かれている場合もあります。
ビーズ刺繍に慣れてきたら特小や極小サイズでより繊細な表現にしたり、丸大や特大サイズでインパクトのある作品を作ってみるのも楽しいです♪
おすすめメーカーはMIYUKIビーズ。
日本のビーズメーカーで、国外の刺繍家にも愛されています。日本が誇るメーカーです♩
特にビーズの1粒1粒が均一な大きさで揃えられてるのは、Made in Japanらしい素晴らしい技術。
海外製は粒の大きさがまばらだったり、欠けていたり、
違う色が混ざっているなんてことも普通にあります。
海外製は珍しい色味、デザインのものがあるので、それぞれの魅力があります。
今後ビーズ刺繍に慣れてきた時に、表現したいことに合わせてビーズを使い分けられるといいですね^^
ビーズの他にもビジューやスパンコール、パールなどさまざまな素材があります!
ビーズ刺繍初心者さんにおすすめの道具 まとめ
今回はビーズ刺繍初心者の方に向けて、最初に用意しておきたい道具について書きました。
私自身が刺繍を始めた時に分からなかったことや、友人やSNSのフォロワー様に相談いただいたことなどを元にまとめています。
今後もいい情報があれば、この記事もアップデートしていこうと思うので、よろしければまた参考にしていただけますと幸いです!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございます。
acocoより
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