今回の刺繍レシピは、私の刺繍ミニ作品「幸福の再来」を作ることができます。
青い鳥が出てくるので、羽の部分にはグラデーションがたくさん!
刺繍でのグラデーション、ロング&ショートステッチが上手になりたいという方におすすめの図案です♪
また、他にもフレンチノットステッチやビーズで表現するお花もあるので、粒々の表現や細かい図案にチャレンジすることもできます。
このページで無料の図案ダウンロード〜作り方まで確認できますし、補助のお手本としてYouTubeにも動画を上げて手厚くフォローをしています!
お気に入りの音楽やラジオ番組など聴きながら、黙々と没頭してくださいね!
デザインについて
図案はこちらからダウンロードできます。
刺繍作品「幸福の再来」図案
印刷したい方はPCからご覧いただくのがおすすめです。
スマホでもダウンロードして、コンビニやご自宅のプリンターで印刷することも可能です。いずれこれも記事にしたいですね。
小さいサイズでよければ、スマホ画面から図案を写す方法をまとめた記事がありますので、ご参考にどうぞ!
刺繍作品「幸福の再来」の作り方
作り方をご説明する流れは以下のようになっています。
- 使う道具と材料をご紹介
- 使うステッチの解説
- 今回のモチーフの作り方
動画の場合、ステッチのやり方は大体知っているよ!という方は概要欄の目次から見たいところの分数をクリックしていただければスキップすることもできます。
動画をご覧になりたい方はこちら↓
それではここから解説していきます
使う道具と素材をご紹介
今回使う道具と素材はこちら。
- 刺繍枠(10cm)
- 刺繍針
- ビーズ針
- はさみ
- シーチング生地(白や生成りがおすすめですが、お好みで◎)
- ビーズ用糸(グレーなど)
- 丸小サイズビーズ(レモンイエローなど)
※ここからはお手本で使った刺繍糸の色番号です。どの部分で使っているかは図案を参考にしてくださいね♪
糸のメーカーはすべてDMCの25番糸です。色番号は…
BLANC / 310 / 801 / 415 / 948 / 827 / 799 / 932
ビーズ刺繍初心者さんにおすすめの道具一覧は、以前の記事でご紹介しているので良かったらご参考にどうぞ!
使うステッチの解説
今回の図案で使うステッチをご紹介します!今回使うのは…
- ロング&ショートステッチ
- フレンチノットステッチ
- サテンステッチ
- アウトラインステッチ
- バックステッチ
特に、ロング&ショートステッチとフレンチノットステッチはたくさん使うので、
練習したい方にもぴったりの図案となっています!
本番に入る前に、各ステッチのやり方を解説します!すでにご存知の方は飛ばしちゃってくださいね。
>ロング&ショートステッチ
動画でご覧になりたい方はこちら(動画と併用するのがおすすめ!)↓
広い面を埋めるときや、今回の図案のようなグラデーションを作るときにロング&ショートステッチを使います。
名前の通り、長いステッチと短いステッチを繰り返すのですが、2段目以降からは大胆にざくざく埋めていくのがおすすめです。
>フレンチノットステッチ
動画でご覧になりたい方はこちら(動画と併用するのがおすすめ!)↓
粒々の表現にはフレンチノットステッチ!というくらい、唯一無二なステッチです。
動物の目を表現するときにも使えるので、覚えておいて損はありません◎
>サテンステッチ
動画でご覧になりたい方はこちら↓
面を埋めるときに便利なステッチです。
綺麗に仕上げるコツは「図案の線に忠実にすること、力加減を均一にすること」です◎
>アウトラインステッチ
動画でご覧になりたい方はこちら↓
アウトラインステッチは線を引く時に使いやすく、ねじねじロープのような仕上がりになるので、普通に一本線を刺繍するよりも可愛くなります♪
コツを掴めば簡単なので、ぜひ習得しましょう!
>バックステッチ
動画でご覧になりたい方はこちら↓
シンプルな線を引きたい時は、バックステッチがおすすめです!
とっても簡単なので、さくっと覚えられると思います♪
さっそく刺繍をしてみよう!
それではいよいよ本番です!
動画でご覧になりたい方はこちら↓
個人的には動画とこちらの記事を合わせ技で使っていただくと、理解が深まると思います。
今回の刺繍の流れは8つのステップに分かれます。
- 枝の芯の部分をアウトラインステッチで作る
- 芯に被せるようにサテンステッチで覆う
- 鳥のお腹の下からロング&ショートステッチで2色のグラデーションを作る
- 顔まわりもロング&ショートステッチでふわふわに♪
- 羽は3色のグラデーションをロング&ショートステッチで作る
- 目とクチバシをサテンステッチで、目にはフレンチノットステッチで輝きを足す
- 脚はアウトラインステッチで曲線を描きながら、枝を掴ませるように…
- お花はフレンチノットステッチとビーズ刺繍で好みのボリュームに仕上げる
これで完成です!
今回の図案はロング&ショートステッチで作るグラデーションの表現が多いため、練習用にもおすすめです◎
それではひとつずつ解説していきましょう。
Step1:枝の芯の部分をアウトラインステッチで作る
枝の芯を入れることで、ほんのり立体感を出していきます。
3本どりのアウトラインステッチで枝の中央に線を引きます。
枝先まで埋めずに、枝先の手前まで芯を入れましょう♪
刺繍糸:DMC25番糸 col.801
Step2:芯に被せるようにサテンステッチで覆う
芯にかぶせるように、サテンステッチで枝先まで刺繍します。
芯になっているアウトラインステッチを潰してしまわないように、糸を引くときの力加減には注意してください!
刺繍糸:DMC25番糸 col.801
Step3:鳥のお腹の下からロング&ショートステッチで2色のグラデーションを作る
ここからロング&ショートステッチでのグラデーションを作り始めます。
まずはお腹の下の方のホワイトから…
1列目は長い・短い・・・と交互に繰り返し、
2列目以降は、とにかく隙間を埋めるつもりでランダムなジグザグをイメージして刺繍してみましょう!
刺繍糸:DMC25番糸 col.BLANC
図案のジグザグの線が色の変わる部分ですが、線はあまり気にしないのがポイントです!
「このあたりで色が変わるのか・・・」というくらいで、あくまでもロング&ショートステッチでランダムなジグザグで埋めていきます。
刺繍糸:DMC25番糸 col.948
Step4:顔まわりもロング&ショートステッチでふわふわに♪
顔まわりも毛(羽?)の流れに沿ってロング&ショートステッチをします。
ポイントは、クチバシの端から放射状に広がる流れになっています。
刺繍糸:DMC25番糸 col.415
Step5:羽は3色のグラデーションをロング&ショートステッチで作る
グラデーション特訓のメインはここ!
3色のグラデーションで羽を作っていきます。
ステッチは1本どりのロング&ショートステッチ
グラデーションが一番きれいに仕上がる黄金比です♪
図の番号を参考に、順番に刺繍していきましょう!
刺繍糸:①〜④ DMC25番糸 col.827
⑤ DMC25番糸 col.799
⑥ DMC25番糸 col.932
Step6:目とクチバシをサテンステッチで、目にはフレンチノットステッチで輝きを足す
鳥の形が見えてきた気が…!
目とクチバシは1本どりでサテンステッチが基本ですが…
クチバシのふちは、バックステッチで線を引いてから、その線にかぶるようにサテンステッチをすると型崩れしにくいです♪
目は目頭から放射状にサテンステッチをしてもOK、
もしくは縦方向に通常のサテンステッチをするのもOKです!
刺繍糸:DMC25番糸 col.310
目に光を入れるために、フレンチノットステッチをします。
2本どりで1回巻きで作ってください♪
ポイントは、
- 目頭寄りに作ること
- 引っ張りすぎて黒目の糸の下に隠れないようにすること
刺繍糸:DMC25番糸 col.BLANC
Step7:脚はアウトラインステッチで曲線を描きながら、枝を掴ませるように…
枝を掴む脚を作ります!
アウトラインステッチを細かく刺繍することで、きれいな曲線を描くことができます♪
枝を掴ませたいので、枝の部分に糸がかぶるのはもちろんOKです。
刺繍糸:DMC25番糸 col.310
Step8:お花はフレンチノットステッチとビーズ刺繍で好みのボリュームに仕上げる
お花はフレンチノットステッチとビーズ刺繍で作ります。
まずはフレンチノットステッチを、好みのボリュームとバランスで散りばめましょう。
最後にビーズもかぶってくるので隙間が空いているのは問題ないです。
刺繍糸:DMC25番糸 col.BLANC
最後はビーズ刺繍で華やかに仕上げます!
さきほどのフレンチノットステッチの隙間と
ボリュームを出すイメージでビーズをひと粒ずつ付けていきます。
ビーズの向きをランダムに変えてつけると、動きが出て完成度も上がります◎
ビーズ:丸小サイズを使用
これで刺繍作品「幸福の再来」が完成しました!
おすすめは、刺繍枠のまま壁掛けなどにして飾っていただく、というもの♪
以前、ご紹介した刺繍枠のまま飾る方法を載せておきます↓
「自分でも作ってみたよ!」「今度こんな図案で刺繍してほしいな」など、ご感想やご質問も承っております。
もしよかったら、InstagramやYouTubeのコメント欄で作ってみたのシェアをお願いします♪
#acocoの刺繍レシピ と付けてもらえると、探しにいきやすいです!
それでは、今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
acocoより
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